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2017.04.27(Thu)

文学とともに歩く!京都ゆかりの地を巡る癒し旅

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文学作品の中には、京都が舞台となっているものがたくさんありますよね!様々な物語の中に出てくる京都ゆかりの地を巡りながら歩く、癒しの旅をご紹介します。

京都が舞台!多くの人に愛される文学作品たち

昔から多くの人々を魅了してやまない文学作品には、京都が舞台となっている物語が数多く存在します。名所と呼ばれるお寺や神社、お店、さらには季節ごとの行事など、時代とともに移ろう京都の雰囲気を垣間見ることができるので、とってもオススメ!今回は、作品の中で描かれた京都の街をゆっくり散歩しながら巡る、贅沢な癒しの旅をご紹介します♪

「源氏物語」の世界で愛を奏でる癒し旅

京都が舞台の文学作品と言えば「源氏物語」ですよね!平安時代、紫式部によって書かれたこの作品は、主人公の光源氏と様々な女性との恋愛模様がつづられた愛を描いた作品でもあり、長編小説としても大変有名です。紫式部は京都の蘆山寺で「源氏物語」を執筆したとされていることから、境内には紫式部の邸宅址であったことを記念する顕彰碑が建てられました。蘆山寺で生まれた「源氏物語」に想いを馳せれば、光源氏と女性たちがささやく愛の言葉たちが今にも聞こえてきそうな、趣深い雰囲気が楽しめますよ♡

ユーモア溢れる「徒然草」で笑顔旅

「つれづれなるまゝに~」でお馴染みの「徒然草」は、「枕草子」、「方丈記」とともに日本三大随筆のひとつです。吉田兼好によって記されたこの物語は、今で言うエッセイのような存在。「徒然草」の中につづられている話は、今の時代を生き抜く私たちにとっても学びになるようなものや、元気づけられることが多い作品なので、現代語訳を一度読んでみるのもオススメ!

吉田兼好は、もともと京都の吉田神社の神職の子供として生まれたので、兼好ゆかりの地である「吉田神社」へお参りに行ってみましょう♪そして、神社の後に立ち寄りたいのが、何と言っても「仁和寺」!「徒然草」の中に「仁和寺のある法師」と「これも仁和寺のある法師」という笑い話があります。この物語を手に仁和寺を訪れれば、兼好が描いたユーモア溢れる世界にどっぶりと浸れますよ♡

「古都」に魅せられ京都を愛でる贅沢旅

日本人初のノーベル作家としても有名な川端康成の「古都」は、タイトル通り古都京都が舞台の作品。名所や季節ごとの行事など、京都の様々な顔に出会える物語です。季節は春、主人公の千重子が、幼馴染の真一と一緒に平安神宮の桜を見に行くところから話が始まります。夏には祇園祭で双子の苗子との出会いがあり、秋の時代祭、そして結びは古都に雪が降る冬、という京都の四季とともに描かれている美しい物語。この作品の中には、錦市場や清水寺、そして祇園や円山公園など、京都を代表する名所がたくさん出てくるので、それぞれ季節ごとに楽しんでみるのもいいですね♪運命に翻弄されるヒロインの繊細さと、美しい京都の街がシンクロせずにはいられない「古都」のストーリーに誘われながら、川端康成が描いた世界を歩いてみてはいかがですか?京都を堪能できる素敵なスポットが盛りだくさんですよ♡

いかがでしたか?文学の世界に描かれた京都の地にスポットを当てる旅には、いくつもの発見や驚きはもちろん、まるでタイムスリップしたかのような癒しの時間が体感できるかもしれませんね♪大人だからこそ、巡りたい♡そんな素敵な京都へいざ出発~!!

●掲載内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。
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