最近は日本でも定番のお酒になりつつある「マッコリ」。
韓国料理屋さんはもちろん、居酒屋でも取り扱う店が増えてきましたよね。見た目は日本の「甘酒」にも似た白いお酒。一体どんな方法でつくられているのか? そもそも何のお酒なのか? そして本場韓国での楽しみ方とは!?
今回は「マッコリ」に迫りたいと思います。
マッコリは米、麦、小麦粉、じゃがいも等を主原料としたお酒。
これらを蒸してから乾燥し、麹と水を加えて発酵させてつくられています。アルコール度数はビールと同レベルの6〜8度。繊維質やビタミン、ミネラル、タンパク質に富み、便秘解消や美白効果が期待できます。麹によって糖化された米の甘みがあり、乳酸菌飲料に近いかすかな酸味と炭酸が特徴的。もともとは家庭で余った米を用いてつくられ始めたお酒だそうです。
韓国での定番の飲み方は、ズバリ「チヂミ」と一緒に楽しむこと!
韓国の人たちは雨が降るとなぜかチヂミとマッコリが食べたくなるそうです。その理由は雨で農作業ができない際にチヂミとマッコリを食べて時間を潰した、雨の音がチヂミを焼く音に似ているから……など、諸説ありますが、真実のほどはわかりません。チヂミが評判のお店や屋台には、必ずと言っていいほどマッコリが用意されているので、ぜひ一緒に楽しみましょう!
元々は屋台や居酒屋で飲まれることの多かったマッコリですが、ここ数年は20〜30代の女性をターゲットにしたマッコリバーやレストランがヒットし、続々とオープンしています。ポップンジャ(トックリイチゴ)エキス入りのフルーティなマッコリカクテルや、とうもろこしや柚、松の実が入ったマッコリなど、飲み方や種類もさまざま。
「色々なマッコリを楽しんでみたい!」という人は、ぜひチェックしておきましょう。
マッコリの概要や、最近のマッコリ事情はお分かりいただけたでしょうか?
韓国の伝統酒「マッコリ」は、便秘解消や美白効果も期待できる飲みやすいお酒。屋台や居酒屋でチヂミと一緒に楽しむもよし、オシャレな空間でカクテルやフルーティな味わいを楽しむもよし!
ぜひ韓国ならではの飲み方を楽しんでくださいね。