「フクオカ女子旅お土産上手」は、お友だちから喜ばれ、自分も欲しくなるような、センスの良い福岡のお土産を発掘する連載コラムです。
“ちょこっといいもの”に目がないお土産ハンターのchocoがレポートします。

第10回目の今回は、福岡市中央区今泉にある「GOUACHE FUKUOKA」。日々の暮らしの中で、心地よさをくれる生活雑貨や植物、服やファッション雑貨をセレクトしていて、福岡のおしゃれ女子で知らない人はいない人気店です。トレンド要素は意識しつつも、長く使えるベーシックなものが好きという方には特におすすめです！

県外から旅行でいらっしゃる方は、西鉄福岡（天神）駅すぐそばのホテル「西鉄イン天神」や「ソラリア西鉄ホテル福岡」を拠点にすると便利ですよ。

この店で出会うものたちに共通して感じるのは、つくり手さんがとても丁寧に思いを込めてつくっている細やかさです。オリジナルをはじめ、いろんなブランドがありますが、いい意味で「GOUACHE」色に見えてくるから不思議です。

入り口入ってすぐ左手、まず目に入ってきたのが、これからの季節にうれしいスカート。一見洋風にも見えますが、実はこれ、福岡で伝統的に製造されてきた「久留米絣」の中でも高い人気を誇る「儀右ヱ門」ブランドと「GOUACHE FUKUOKA」のコラボなんです。

こちらもスカートと同じように久留米絣を使ったハンカチやポーチなどの小物です。福岡ならではの生地を使っていて、ひとつひとつの柄のモチーフに意味が込められていたりするので、贈りたい人に伝えたい思いにマッチするものを選んでお土産にする人も多いとか。

お次は、お土産人気の高い「小石原焼」です。福岡県朝倉郡東峰村で焼かれる小石原焼は、毎日の暮らしに寄り添う、どこか温かみが香るデザインの物が多いんです。技法としては、「飛び鉋」という、刃先で土を削ったシンプルな模様が有名で、女性やギフトに人気なのは、白やグレーの軽やかでモダンな印象のものだそう。

小石原焼の他にも小代焼（熊本）や小鹿田焼（大分）など、九州各地の伝統的な焼き物も扱っています。それぞれに長く続く歴史や特徴があるものばかりですが、その中でも「GOUACHE FUKUOKA」のアンテナに響いた作家さんの作品だけがここに並んでいます。古き良き伝統を残しつつ、現代に合ったデザインを生み出す若手の作家さんの“今”に出会えます。

最後に、自分用とお土産用にとまとめ買いされる方が多いという人気アイテムがこちら。赤道直下の太陽をたっぷり浴びた採れたてのココナッツの実からつくられた石けん、「SenSAtiA（センセイシャ）ボタニカルズ」です。バリ島東南の農村で、昔ながらの伝統的な製法によってひとつひとつ大切に手作りされた100％ナチュラル＆オーガニックな製品で、世界の5つ星の一流ホテルのバスアメニティーとして採用されているそう。

■GOUACHE FUKUOKA＜ガッシュ福岡＞
住所：福岡市中央区今泉1-19-8
電話：092-791-7555
時間：11：00～20：00
店休日：不定
HP：http://gouachefukuoka.com/

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