「福岡でこんなことできるの?」というまだまだ知られていない意外なアクティビティをご紹介するこのコーナー。
第一回目は『柳川編』として柳川で楽しむ城下町の川下りをご紹介したいと思います♪
まるで時がタイムスリップしたような、情緒溢れる船旅をお楽しみ下さい。
水郷の町としても知られる柳川ですが、川下りをする川というのは実はお堀なのです!
人々の生活用水、農業用水さらには地盤沈下を防ぐなど様々な機能があるようです。流れが急になることも無く、ゆったりと流れる水の流れに身を委ねてみませんか?
舟に乗っているときは船頭さんの説明を聞きながら進みます。ときに自慢の舟歌を聴かせてくれる船頭さんも。
昔から変わらない情緒溢れる歌や景色をのんびりと堪能しながら、移り行く時代の流れに想いを馳せてみましょう。
お堀にはもちろん橋が架かっているところもあり、低い橋の下を通るときには舟の上で伏せて通り過ぎるのを待つことも!また舟一台がギリギリ通れる細い水路などもあり、スリル感も楽しめます。偶然一緒の舟に乗り合わせた方々と一体感が生まれる瞬間でもあります。
なんと、冬場には舟の上に火鉢を入れたこたつが出現!
まるで自宅にいるようなりラックスした気分でのんびりと川下りを楽しむ、そんな贅沢なひと時が実現します。
甘酒や熱燗などの持ち込みもOK!冬ならではの楽しみ方が出来るのもオツですね。
川下りの終着点となる御花には観光スポットが目白押し。
柳川藩主、立花氏の邸宅であった御花やクロマツが繁る優美な庭園の松濤園、偉大なる詩人北原白秋の生家や白秋記念館など、柳川の歴史を語るに外せないスポットがたくさんあります。お時間があれば是非立ち寄ってみて下さい。
柳川グルメと言えば、やっぱり鰻ですよね。御花の周りにはもちろん、柳川には鰻屋さんが多く軒を連ねています。
川下りで優雅な時間を堪能した後は、脂ののったおいしい鰻を食べて英気を養ったら、次の観光スポットへGO!
柳川の川下りはいかがでしたか?季節によって違う景色、違う体験が出来るのも柳川の川下りならでは!
柳川は、福岡市から西鉄電車で約50分。また柳川観光列車「水都」でも行くことができます。"柳川の伝統と四季の彩り"をテーマにした和柄模様の列車が、旅行気分を盛り上げてくれますよ。
福岡に行った際には、ぜひ柳川まで足を伸ばして川下りを体験してみて下さいね。