カルチャー
2017.07.18(Tue)

世界にひとつだけの「京くみひも」がご縁を結ぶ♡

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様々な物を束ね、結ぶことに使われている組み紐。中でも京都の組み紐は「京くみひも」と呼ばれ、国内はもとより海外でも大人気!ご縁を結ぶ「京くみひも」の世界へご招待します♪

ご縁を結ぶ♡「京くみひも」とは?

「組み紐(くみひも)」とは、細い絹や綿糸を編んで織り上げた紐のこと。縄文時代から使われているとも伝えられ、現代においても様々な物を束ね、結ぶことに使用されています。今では日本を代表する伝統工芸のひとつですね。
様々な産地、色々な種類があるのが組み紐の面白さ。京都の組み紐、「京くみひも」は特に歴史が古く、そのルーツは平安時代にまで遡ります。仏具や衣服、武具などに使用されていることからも、「京くみひも」は丈夫で長持ち。のちに茶道具の飾り紐としても使われ、明治以降は和装の帯締めにもなりました。
紐は物と物、人と人を結ぶもの。古くから様々なご縁を結ぶと言われている「京くみひも」は、縁起の良い工芸品として国内外からも人気が高まっています。

伝統を守る「京くみひも」の作り方とは?

歴史と伝統の街、京都ならではの技法で一本一本、丁寧に編み上げられる「京くみひも」。用途に応じて編み上げられるカラフルで美しい上品な組み紐の種類はなんと3,500種類以上にも及びます。この豊富なバリエーションが「京くみひも」の最大の特徴です。
糸割や糸合わせから始まり、準備工程を経て、組工程、房付け、湯のし等の工程に入ります。これらを丸台や角台、高台、綾竹台と呼ばれる伝統的な組台の上で行うのが組み紐作り。そのすべてが手作業なのです。
職人たちの熱い想いが伝わる「京くみひも」。ショップによっては、職人たちが作っている姿を見ることができる場合もあります。お店に足を運んでみるのもオススメですよ!また、実際に組み紐つくりを体験できる教室もあるので、チェックしてみてくださいね♪

キュートな「京くみひも」はお土産にもオススメ!彼や友達とお揃い♡

カラフルで可愛い「京くみひも」は、京都のお土産にも大人気!ブレスレットやキーホルダーをはじめ、ピアスやリングなどのアクセサリー、腕時計など様々な小物に使われています。ポップな色合いのものもあるので、カジュアルな服装にも合わせやすく普段使いできますよ。彼氏や友達のお土産にしてお揃いにしたり、バースデーや記念日などのギフトにもオススメです♪
重ねられた歴史を紡いでいくように職人たちがひとつひとつ手作りする逸品。大ヒット映画「君の名は」でも話題になった組み紐、京都でぜひ手にとって手作りならではの魅力を感じてみて下さいね。

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