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2019.04.11(Thu)

春の風情を存分に楽しむには?京都鴨川のおすすめの歩き方

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鴨川(賀茂川)は、京都でも指折りの有名な川です。古くは814年に書かれたとされる古文書に登場し、遠い昔の人たちともかかわりのある川でした。そんな鴨川の風景を楽しみたいなら、春は絶好のチャンス!春に鴨川をおすすめする理由と、鴨川歩きの楽しみ方を紹介します。

鴨川の散策路「半木の道」は桜模様

「半木の道(なからぎのみち)」とは、鴨川が流れる北山大橋から北大路橋にかけての区間にある散策路のこと。春になり、桜が満開の時期を迎えるとしだれ桜が見られるエリアになります。およそ800mにわたり続く半木の道は、しだれ桜による花のトンネルで幻想的な雰囲気に。さらに、河川敷には桜をかたどった飛び石もあって、川の中にも桜を見つけられますよ。

<基本情報>
名称:鴨川(半木の道辺り)
住所:京都府京都市左京区下鴨半木町

鴨川沿いの花の回廊も桜ポイント

鴨川周辺ではいくつか桜が見られるスポットがありますが、春の鴨川を歩くなら「花の回廊」は外せない場所です。「花の回廊」は、鴨川が流れる三条大橋から七条大橋にかけての区間で、河川の改修とともに散策路として整備されました。春になると、桜はもちろん緑が心地よい樹木や季節の植物も鑑賞できます。川と桜、自然の風景を目や耳で感じながら日常を忘れてみては?

<基本情報>
名称:鴨川(花の回廊辺り)
住所:京都府京都市東山区

桜だけじゃない!世界中の花が楽しめる場所も

春の風景は桜だけではありません。北大路橋の近くには京都府立植物園があり、見ごろの桜はもちろんのこと、世界中から集められた花を観賞できます。色とりどりの花々が咲き誇る風景は圧巻です!施設外の展示物の他、観覧温室内ではジャングルやサバンナなどエリアごとの温室に設定された部屋もあり、約4,500種類の植物を観覧することができます。自然のパワーを存分に楽しむことができますよ。

<基本情報>
名称:京都府立植物園
住所:京都府京都市左京区下鴨半木町
電話:075-701-0141(文化スポーツ部文化政策課 植物園)
営業時間:9:00~17:00(入場は16:00まで)
休館日:12/28~1/4
入場料(観覧料):一般200円、高校生100円、中学生以下・70歳以上無料
URL:http://www.pref.kyoto.jp/plant/

整備された遊歩道沿いに植物園など、春の鴨川は春らしい風景を楽しませてくれるとっておきのスポットです。ご紹介した以外にも季節の花が見つかる場所があるので、遊歩道をゆっくりのんびりと散策するだけでも楽しめますよ。ぜひ訪れてみてくださいね♪

●掲載内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。
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