近年、就航が増える一方のLCC。格安で旅行ができることは理解しつつも、「普通の飛行機と何が違うのかわからない」「キャンセル規定などルールが厳しいから使うのが怖い」「どんな路線があるのか把握できない」といったような声をよく耳にします。
そこで今回はLCCの基本と活用法、九州地方の路線をまとめました!
LCC(エルシーシー)とは「Low Cost Carrier」の頭文字。サービスを簡素化、運行を効率化するなどしてコストを徹底して削減し、利用者に低価格で航空券を提供する格安の航空会社のことを指します。
従来の1/3程度の価格で航空券が買えるケースも多く、年々利用者が増えています。とはいえ、従来の航空会社とは異なるルールや規定を設けている場合がほとんどなので、正しい知識を身につけて利用する必要があります。
LCCのメリットはなんといっても価格。上記でも紹介した通り、従来の1/2や1/3の価格で航空券を買うことができます。
とはいえ、注意すべきポイントもあります。例えば、荷物。LCCの多くが荷物チェックに関して厳しいルールを設けています。規定の重量をオーバーすれば、追加料金が必要。持ち込みは無料でも、預ける場合は別料金の場合も。利用前に必ず確認が必要です。
またサービスは最低限のものしか用意されておらず、機内食やドリンクは有料のケースがほとんど。さらに機体が小さく座席が狭いことが多いので、長時間のフライトの際は注意が必要です。
九州地方ではどんな路線があるのでしょうか?航空会社別にまとめました!(2016年10月現在)
■東京(成田国際空港)
⇔福岡(福岡空港)
■大阪(関西国際空港)
⇔長崎(長崎空港)
⇔宮崎(宮崎空港)
⇔鹿児島(鹿児島空港)
⇔沖縄(那覇空港)
⇔沖縄(石垣空港)
■福岡(福岡空港)
⇔沖縄(那覇空港)
■東京(成田国際空港)
⇔福岡(福岡空港)
⇔大分(大分空港)
⇔熊本(熊本空港)
⇔鹿児島(鹿児島空港)
⇔沖縄(那覇空港)
■大阪(関西国際空港)
⇔福岡(福岡空港)
⇔沖縄(那覇空港)
■名古屋(中部国際空港セントレア)
⇔福岡(福岡空港)
⇔鹿児島(鹿児島空港)
⇔沖縄(那覇空港)
■東京(成田国際空港)
⇔沖縄(那覇空港)
⇔鹿児島(奄美空港)
■東京(成田国際空港)
⇔佐賀(佐賀空港)
LCCヘの理解は深まりましたか?
注意点に気をつけて利用すれば、おトクに旅行ができるLCC。国内旅行であれば、比較的荷物がコンパクト、またフライト時間が短く機内食等を必要としない場合が多いのでおすすめです。ぜひ上手く活用しておトクに旅行を楽しんでくださいね!