タイは、1年の平均気温が約29℃と、いつ訪れても温かく(暑く)迎えてくれる国。中でも3月から5月くらいまでは暑期で、日中の気温が40℃を超えることもあります。そんなアツい国ならではのお祭り「ソンクラン」では、街中の人々が水をかけあって大盛り上がり!
6月からは雨期に入るため暑さは和らぎますが、激しい雨が多くなります。水上交通も発達しているタイでは、“水を制するものが旅を制する”ということで、水のトラブルから身を守る3つの極意をご紹介します。
バンコクに宿をとって観光地に向かうときは、バスやトゥクトゥク(三輪タクシー)よりも、水上交通が便利です。街の中心部を流れるチャオプラヤ川を、渋滞知らずのエクスプレスボートで移動してみませんか?ここではカッパを着て、端に座るのがオススメ。ボートは結構スピードが出るので、端の席は横波を浴びることもありますが、景色を楽しむには最高の特等席です。
川の水はあまりキレイではないこともあるのでビニールカッパは必須ですが、アトラクション気分でチャレンジすれば旅の思い出になりますよ♪
暑いタイで、最近人気のかき氷。ふんわりした食感を楽しんでいると、中から食パンが出てきたりして、食べごたえもバッチリです。街を歩き回って汗をかいたあとにはピッタリですね。でも、屋台のかき氷には要注意。水道水でできた氷を使っていることもあります。普段は大丈夫でも、旅行中は気が張っていて胃腸が敏感になりがち。生水と同様、氷にも十分気をつけましょう。
タイの雨期は、日本の梅雨とは全く違うもの。突然空が暗くなり、激しいゲリラ豪雨が30分から1時間程度続くので交通もマヒしてしまうほどです。
何もかもびしょ濡れになるような雨に備えて用意しておきたいのが、使い捨てシャワーキャップ。ポケットに数個しのばせておくと、バッグや靴のカバーとして、とても重宝します。バッグには貴重品も入っているから濡れると厄介だし、靴はなかなか乾かないし、一度濡れてしまうとにおいも気になりますね。そこで、雲行きが怪しくなったら、シャワーキャップでカバーをしてからカッパを着ましょう。豪雨の中では、傘は上半身しか覆えませんからね!
バンコクは、ベニスやアムステルダムと並ぶ「水の都」です。熱帯気候に属しているため、日本人には珍しい動植物が多いのも魅力ですね。旅を楽しい思い出にするために、水難対策の3つ極意を、ぜひ参考にしてください♪