海外の旅行スポットでも日本から近くてサクッと行ける韓国・釜山。海に面していることから釜山近郊でとれた海鮮系の料理が名物で、冬のプチ旅行にはぴったりの場所です。しかし、実際に現地に着くと日本との気温差を感じることも。冬の釜山旅、おさえておきたいポイントをご紹介します。
釜山の冬の気温は最低気温が0~5度、最高気温が10~15度程度で、氷点下を下回ることもあります。東京よりは少し低めですが、韓国の北部にあるソウルよりも5度程度は気温が高いのでそこまで寒いわけではありません。
しかし、風が強いので体感温度は実際の温度よりも低く感じます。特に1~2月にかけてはグッと気温が下がるので、服装には気をつけたいところ。冬場の降水量はあまりないため、街中で雪に悩まされることはありません。
釜山では、風により一気に体が冷え込んでしまうので、できるだけ風が通らない服装の工夫をすることが大切です。特にコートは必須!裏地のあるコートや厚みのあるコートを1枚は用意しておきましょう。
また、外にいると下半身が冷えやすくなりますし、ちょっとした隙間風がつらいです。足を冷やさないためにブーツや厚手の靴下、そしてどうしても寒いときは靴下の裏にホッカイロを貼っておきましょう。首元も冷えると寒さを感じやすいので、マフラーまたはネックウォーマーは用意しておきたいですね。
釜山で強い風が吹きやすい理由は、海が近くにあるからでもあります。釜山のビーチは観光地として人気ですが、中でも2017年6月に松島(ソンド)ビーチにオープンしたばかりの釜山エアクルーズは注目度の高いスポットのひとつ。海上を横断できるケーブルカーから釜山の街並みや有名な釜山タワーも一望できますよ♪釜山最大の観光地、南浦洞(ナンポドン)の近くなので、お買い物ついでに立ち寄ってみては?くれぐれも防寒対策はお忘れなく!
寒さで冷えきった体には、韓国式の温泉がおすすめ。冷えた体を芯から温めることができます。韓国式スーパー銭湯「チムジルバン」は高麗人参風呂や黄土サウナなどがある施設で、温泉好きであれば1日楽しむことができます。観光スポット巡りで疲れた体にもおすすめです。ホットな鍋料理をいただくのも良いですね。釜山名物の蟹鍋はいかがですか?
釜山の冬の気温は日本と比べてもそこまで違いはないですが、冷たい風が吹き込んでくるので、防寒対策は重要です。日本と同じくらいだからこのくらいで大丈夫と思わずに、少し温かめの服装を用意していきましょう。冬の釜山旅は、ホットスポットで温まって締めるのがおすすめです。