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2017.02.16(Thu)

韓国旅行へ行く前に、知っておきたい7つのこと

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「郷に入っては郷に従え」ということわざがあるように、海外旅行先ではその土地の独特な風習や規則があります。

事前に知っているか否かで観光の楽しさも変わってくるはず。そこで今回は日本人が初めて韓国に旅行するときに気をつけてほしいことを7つご紹介します。

 

1.優先席には座らない…

韓国の公共機関では、日本と同じようにお年寄りや体に障害がある方、妊婦の方への優先席があります。
日本の場合、優先する人がいないときは若者も優先席に座れますが、韓国はで若い人たちが優先席に座ることはめったにありません。

これは儒教からの影響が色濃く残っているからだといわれています。目上の人物や年長者を敬う姿勢は日本以上に高く、優先席以外でもお年寄りに席を譲ることは当然の行為とされています。もし韓国で電車や地下鉄に乗ることがあったら、優先席周辺はお年寄りのためのスペースと考えましょう。

 

2.車は右側、人も右側

日本の交通ルールでは、車は左側通行、歩行者は右側通行ということで定着をしていますが、韓国の場合、まず車は右側通行です。それに加えて注意しなくてはならないのは、歩行者も右側通行として、近年ルール改訂されたということです。「人も車も右側通行」であることを念頭にしっかり入れておくことで、不慮の事故も未然に防げるはずです。

 

3.バスに乗るときは呼び止める

韓国でバスに乗車するときは、停留所で自分が行きたいルートのバスが近付いてきた際に、手を大きく挙げるなど、乗車したいというアピールが必要です。自分から「乗りたい」という意思表示をしないと、バスが停まってくれない場合があります。

バスの運転手が警笛などを鳴らして教えてくれることがありますが、それに反応しないと、乗車の意思がないとみなされ通過してしまうのでご注意ください。

 

4.割り勘の意識があまりない

日本は数人で食事をした時、割り勘にすることがありますが、韓国ではあまり割り勘をしません。
その場の雰囲気に合わせ、基本的には年長者が支払います。もしその同じ人と再度食事に行く機会があれば、そのときにもう一方が支払えばいいという韓国流の暗黙の了解があるそうです。

 

5.食事のマナーは似ているようで違う

韓国も日本も食事のときに箸を使いますが、マナーが少し異なります。たとえば日本では、食器を片手で持ち上げ、箸でご飯を食べるのが一般的ですが、韓国では食器持ち上げません。またご飯は箸を使わずスプーンを使うというマナーがあります。箸を使うタイミングは、麺類や惣菜、おかずを食べるとき。

大人数で食卓を囲むような機会があれば、年長者が中心になってその場を仕切ります。ものを取り分けたりするのも、年長者の役割。他にも様々な違いが見られますので、事前に確かめておきましょう。

 

6.握手の交わし方

前述したように、韓国は古くから儒教の教えが根付いた国。相手への礼儀は、特に自分より年齢の高い目上の人物を敬うという姿勢です。初めて会ったときの握手についても、ちょっとした作法があります。格上や年上の相手と握手を交わすとき、握手しないほうの手は自分の胸にあてるか、反対の腕の肘に軽く添えるようにします。そして強く握らずにソフトに握るのが一般的です。

 

7.相手の目を見て話をしない

韓国では、特に目上の相手と会話するときは、じっと見続けてしまうと生意気な印象を持たれることがあるため、やや伏し目がちに話を聞くなり「従順さ」を演出するといいそうです。目を見て話すのは、相手への威圧行為だと誤解を招く可能性もあるようです。

 

海外へ赴くと、自分の生まれ育った国のルールがそのまま通用するとも限りません。韓国でも日本人には馴染のない習慣がありますが、それを楽しんでみるつもりになれば、新鮮な気持ちで観光できるかもしれませんね。

●掲載内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。
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