名古屋市中区大須エリアにある「大須商店街(おおすしょうてんがい)」は、「良い意味でカオス!」と称される名古屋随一の商店街。大須観音など神社仏閣、食べ歩きにぴったりなからあげ、激安ショップなど、あらゆる店舗や施設がひしめき合い、1日中楽しめるスポットなんです!
名古屋の代表的な商店街である「大須商店街」。その起源は1300年代までさかのぼり、門前町、江戸、大正時代には歓楽街、そして昭和に入ってからは東京の秋葉原や大阪の日本橋のような電気街として発展してきました。
現在も秋葉原や日本橋のようなオタク街の雰囲気を残しつつ、昔ながらの商店や激安ショップ、名古屋めしを含む飲食店などを実にさまざまな店舗を抱え、老若男女が行き交う活気あふれた商店街として栄えています。
元々門前町として栄えてきた大須商店街には神社がいっぱい。最も有名なのが、駅や通りの名前にもなっている「大須観音」。日本三大観音の1つとも言われる観音霊場です。地下鉄・鶴舞線の大須観音駅を出てすぐなので、ここから散策をスタートさせるのもおすすめ。さらに周辺には熊手が有名な七寺、織田信長公座像がある総見寺、織田信長のからくり人形上演が見られる万松寺、朱色の社殿が圧巻の春日神社など、寺社仏閣が並びます。
1200もの店舗や施設が並ぶ大須商店街。行列ができるからあげ店、大判焼きや鯛焼き、クロワッサン鯛焼き、クレープ、ケバブ、揚げまんじゅうが棒に刺さった揚げまん棒、みたらし団子など、食べ歩きにぴったりなフードが目白押し! さらに衣服から宝石、ブランド品まで揃う激安のバラエティショップから、メイドカフェ、ういろの老舗、古着屋、居酒屋まで、バラエティに富んだショップが軒を連ねます。歩いているだけでも楽しいですよ。
子どもから若者、高齢者まで実にさまざまな人が行き交う大須商店街。夏に行われる「コスプレサミット・パレード」や、おいらん道中が見られる10月の「大須大道町人祭」などイベントも盛んなので、こうした時期に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。