古くから商人の街として栄えてきた福岡市博多区。今もなお昔の雰囲気が色濃く残る上川端町・冷泉町がとにかくアツいと評判なのをご存知でしょうか？昔ながらの「ザ☆博多」を堪能したい方なら、上川端町・冷泉町巡りは外せません！今回はその人気の秘密を探りたいと思います。

■上川端商店街

まずは昔ながらの店構えにホッとする上川端商店街をチェック！キャナルシティ博多と博多リバレインの大型施設を繋ぐアーケード商店街です。実は博多どんたくや祇園山笠、せいもん払いなどのイベント発祥地なのだとか。古くから変わらない佇まいの仏具店や文具店をはじめ、焼きカレー、ラーメン、うどんなどの飲食店も。年間を通して山笠の山車の展示が行われているほか、ぜんざい広場では美味しいおぜんざいもいただけます。

■冷泉公園

博多区民の憩いの場ともなっているのが冷泉公園。毎年秋に行われるオクトーバーフェストの会場となる公園です。川端商店街のすぐ脇に位置しており、近隣にはオシャレなクリエーターがこぞって入居することで話題を呼んだ『リノベーションミュージアム冷泉荘』もあります。周りにオフィスビルが多いためか比較的人の数が少なく、のんびりしたい時にもピッタリなスポットです。

■博多資料館

博多の古い伝統文化に触れたい方は、『博多町家ふるさと館』がオススメ！さまざまな展示物が見られるほか、博多織や博多人形の絵つけなどができる実演・体験コーナーも充実しています。体験イベントは毎日スケジュールが違うので、HPなどで事前にチェックしてからお出掛けするといいかも。博多ならではのお土産も購入できますよ！

■お櫛田さん

やはり博多区観光で外せないのが、このお櫛田さん。お櫛田さんとは『櫛田神社』のことです。博多の総鎮守として、博多区民ならず福岡市民からも愛されている神社です。国の重要無形民俗文化財としても指定されている博多祗園山笠では、追い山の櫛田入りがクライマックス。シーズンになると鑑賞席が設けられ、その席を求めて長い行列ができるほどです。また、博多のソウルフード「梅が枝餅」も販売されていますので、ぜひ味わってみて下さい！

いかがでしたか？この上川端町・冷泉町の人気の秘訣がお分かりいただけたと思います。ときには都会の喧噪を忘れて、地域の歴史や伝統文化に触れて見てはいかがでしょうか？きっと「博多だからこそ」の思い出ができると思いますよ！福岡に来た時には、ぜひお立ち寄り下さいね。