砂浜をハダシで歩くのは、とっても気持ちがいいもの。でも、沖縄では砂が熱いときもあるし、素足だけではケガの心配もあるので、ビーチサンダルはマストです。地元では「島ぞうり」と呼ばれ、1年を通して愛用されるポピュラーなアイテム。持っていくのを忘れても大丈夫。現地調達も可能です。 旅の思い出にも、ひと役買ってくれそうです。
やはりお手軽なのは、見慣れたウレタン製ですね。軽くてクッション性がよく、持ち運びにもかさばらないのが便利です。砂がついても、水でざっと流すだけでキレイになり、取り扱いが楽なのも◎。ただ、底がフラットで滑りやすいことには、注意が必要です。そのままホテルやお店の濡れたフロアを歩くと危ないので、ビーチ専用で使いましょう。
もともと漁師用のサンダルが、その快適さから一般に広まったのが「ギョサン」といわれるものです。樹脂製で、鼻緒とソール部が一体化しているため丈夫なうえ、数百円から買えるお手軽さも嬉しいところ。磯や、濡れたフロアでも滑りにくく、かわいい色が揃っていることからも人気です。履き始めには、鼻緒部分をドライヤーの温風で軟らかくして、自分の指の形に合わせておくのが、痛くなりにくくするコツ。
ビーチでは、多くの人が似たような島ぞうりを履いているので、時に自分の物がどれか分からなくなったり、間違えて持って行かれたり、ということも起こりがち。そこで、ハンドメイドのデザインを入れて、世界に一つだけのマイ島ぞうりを作るのはいかが? 鼻緒を外し、鉛筆で下書きして、カッターで上層のウレタンを切り抜くだけです。30分程度でできるアート作品で、周囲に差をつけよう!
色やデザインを、初めからすべてカスタマイズして、お店でオリジナル島ぞうりを作る方法もあります。レタリングやイラストのパターンから、お気に入りをチョイスすると、30分ほどで完成品が。彼氏とお揃いにしたり、友人の名前を入れておみやげにしたり、お部屋のインテリアにしてもオシャレな、楽しめる実用品です。
島ぞうりを選ぶときは、普段の靴サイズ+1㎝が基本です。沖縄では、フォーマルな場面や運動時以外は、ほとんど島ぞうりで過ごすという人も珍しくないそう。そのため、靴下はあまり必要ないとか、履くとしても指なし靴下とか、独特な足もと文化が見られます。沖縄旅行の際は、足元もゆったりリゾート気分を味わいたいですね!