2018年の韓国の旧正月は2月16日(毎年日付は変わります)。釜山はもちろん、韓国各地で旧正月の伝統行事が開催される日です。そこからさらに、正月明けのはじめての満月の日、テボルムまでお祝いをする風習があります。今回はこの時期に釜山旅行で食べたい旧正月グルメをご紹介します。
ムグンナムルとは、ゼンマイやシイタケなど、9種類の野菜や山菜を使ったナムルのこと。釜山だけでなく韓国の旧正月後のテボルムではよく食べられている料理です。もともと無病息災を願う意味で食べられたのだとか。1年間健康に過ごせるように祈りながらいただきたいですね。ちなみに、ムグンナムルはチンチェ(陳菜)とももよばれており、冬におちた食欲を取り戻すために伝わった風習なんだそうです。
ムグンナムルと一緒にいただく料理として欠かせないのが、オゴッパッ(五穀飯)です。近所の人たちと分け合って、名字の違う3軒以上の家で食べると良いのだとか。旧正月はお祝いの日でもありますが、意外にも精進料理のようなヘルシーなものも食べられています。ここから始まる新しい一年、家族の健康をお祈りしながら健康的な伝統料理も良いですね♪
旧正月といえば、日本のお雑煮のようなトックッが有名です。韓国のお餅(トック)と野菜を煮たスープで、日本のお餅とは違い、お餅はのびないんだとか。スープの中に釜山の市場でよく食べられる春雨餃子(チャプチェマンドゥ)を入れていただいてみてくださいね♪
がっつりグルメではありませんが、旧正月やテボルムを楽しむなら欠かせないのがイミョンジュ(耳明酒)といわれるお酒。なんでも朝に1杯飲むのが良いのだとか。朝からお酒は少々抵抗もありますが、御神酒と思って挑戦してみては…?!
韓国の旧正月グルメ、どれも美味しそうなものばかりでしたね!日本のお正月を比較してみると、お餅スープを食べるなどの共通点もあったり。旧正月の時期に釜山旅行に行くなら、旧正月ならではのグルメも楽しんでみてくださいね♪