博多駅よりバスで約25分、百道という地区にそびえ立つ福岡タワー。
今や言わずと知れた福岡市の観光名所となっている福岡タワーは、日本国内の観光客だけでなく、韓国・中国からのお客様も多く訪れるスポットであり、「アジアの玄関口 福岡」の象徴と言っても過言ではない存在になっています。
福岡タワーは約30年、日本一の高さを誇る海浜タワーとして福岡の地で愛されてきました。その設立は1989年。福岡市制100周年を記念した「アジア太平洋博覧会(通称:よかトピア)」と合わせて、西部ガスミュージアム・福岡市美術館などと同時に造られました。観光地としての役目を果たすことはもちろん、電波塔としての役割も果たしています。実は福岡県の電波発信源の全てを担っているとのこと。福岡タワーがないと、福岡県民はテレビもラジオも聞けないんです!!ありがたき、福岡タワー。
そんな福岡タワーですが、実はパリのエッフェル塔と意外な共通点がありました。エッフェル塔こそ言わずと知れたフランス パリの観光名所ですが、その建設背景には、フランス革命100年を記念した1889年 パリ万国博覧会がありました。つまり、福岡タワーはエッフェル塔建設のちょうど100年後、同じように博覧会を彩るために建設されたのです!謂わば、福岡タワーはエッフェル塔の弟分。福岡市のエッフェル塔。言い過ぎでしょうか…?
歴史や背景も興味深い福岡タワーですが、もちろん中のコンテンツも充実!
展望台はもちろん、地上120mのレストラン、恋人のための展望室、記念写真用カメラ台など、何度行っても楽しめます。
そして、最も大きな福岡タワーの特徴は季節によって変化するイルミネーション。3月は桜、7月の天の川、満月と紅葉の9月、そしてハロウィン、クリスマス、新年、バレンタインと四季と季節の移ろいを福岡タワーが彩ります。
そしてなんと、個人がサプライズに福岡タワーのイルミネーションを使うことも可能なんです!
いかがでしたでしょうか?福岡市で長年愛されてきた福岡タワー。
観光名所であるとともに、福岡県内の生活を支えてきました。アクセスも良く、楽しめるコンテンツ盛りだくさんの福岡タワーは福岡に初めて行った人はもちろん、福岡市内に住む人たちも必見です!
<基本情報>
名称:福岡タワー
住所:福岡県福岡市早良区百道浜2丁目3-26
アクセス:博多駅より約25分(西鉄バス 306・312番)
天神より約20分(西鉄バス W1・W2・302番)
福岡空港より約45分(139番)