椿油は、古来より髪を美しく保つためだけでなく、美容にも重宝され、美人を作ってくれる最高のアイテム。
京都には椿油の老舗のお店も多く、お土産にもオススメ。今回はそんな椿油の魅力に迫ります。
椿油とは、椿の実から抽出される油のことです。日本においては古くから食用や、髪用として使用されてきました。
その歴史をさかのぼると、なんと遥か昔の平安時代から椿油が使われていたとも言われているほど。
それほどまでに、日本人には馴染みのある油のひとつとされています。京都に暮らした貴族や、女性たちに好まれてきた椿油。いまでも街のいたるところに椿油の老舗店が数多く残され、京土産にオススメの一品です。
昔から人々を魅了してやまない椿油は一体どこで作られているのでしょう?
椿油の名産地として知られているのは、伊豆諸島。ここは、椿油の生産量が日本一という超がつくほどの名産地です。伊豆諸島の大島においては、食用や髪用だけでなく、機械油としての産業も盛んになり、現在も全国に名を馳せています。
さらに、長崎の五島列島も、椿油の生産量は非常に高く、高品質なものを提供し続けていることで有名ですね。
椿油の主成分と言えばオレイン酸。
これは、人間に皮脂にも含まれている成分のひとつなので、肌なじみも良く、低刺激が特徴のオイルとも言われています。ですが、人によってはアレルギー反応が出るなど、肌に合わない可能性もあるので、使用の前には必ずテストを行ってから使うようにしてください。
さらに、椿油の最大の特長として、酸化しにくいというメリットがあります。そのため、肌や髪に付けた後でも、水分が蒸発していくのを防ぎ、液体の状態を保ってくれるのです。また、椿油にはサポニンという殺菌作用がある成分も含まれているため、肌や髪を清潔に保つことにも効果があります。
それでは、椿油で髪とお肌の美しさに磨きをかける魔法のようなケア方法をご紹介しましょう。
シャンプーをする際に2~3滴の椿油を混ぜてから髪を洗う方法です。
少量の椿油を混ぜるだけで、つやつやな髪に生まれ変わるので、乾燥が気になる場合などにぜひお試しください!
シャンプーが終わった髪の毛をタオルとドライヤーで少し乾かしていきます。
生乾きになったところで、椿油を毛先から髪全体によくなじませ、再度、ドライヤーで髪を乾かしていきます。
髪の傷みや、枝毛などにも効果が期待できるお手軽なヘアケア術です!
椿油を5~10滴ほど手に取り、顔全体になじませながら、メイクを落としていきます。
コットンやティッシュでふき取ったあと、通常通りの洗顔をしたら完了です!
天然由来のオイル成分なので、肌にやさしくメイクを落とすことができますよ。
自宅のお風呂に、椿油を3~5滴ほど入れてから入浴する方法です。
椿油がお肌に潤いを与え、しっとりとした滑らかな肌にしてくれますよ!
乾燥が気になる寒い季節にとってもオススメです。
いかがでしたか?椿油は、誰もが美人になれる超優秀なオイル。女子力高めなアイテムなので、京都のお土産にもオススメです!
椿オイルのパワーを使って、こっそり美人を目指しちゃいましょう♡