秋といえば紅葉狩り。昼間の紅葉も良いですが、夜の紅葉もまた見応えがあります。日本庭園など昔ながらの四季折々の風景を有する京都では、紅葉×ライトアップの組み合わせが幻想的。思わずうっとりと見とれてしまう、夜の紅葉が楽しめる京都のおすすめ紅葉スポットを紹介します♪
「圓徳院」は、豊臣秀吉の妻・北政所(ねね)が晩年を過ごしたとされる場所。歴女ならチェックしておきたいスポットです!毎年秋から冬にかけてライトアップされる日本庭園の白砂と、こぼれるほどの紅葉は風情を感じさせます。夜しか味わえない独特な雰囲気で、厳かな気持ちになれそう。
古くは、古今和歌集にも紅葉の名所として登場した場所。昔ながらの石橋に多宝塔など昔を感じさせる建造物と紅葉の雰囲気がよく合います。さらに、夜のライトアップで水面に紅葉が映え、ロマンチックな雰囲気に。広範囲でライトアップが行なわれているので、見応えも十分です!
1339年に建立された歴史ある場所。枯山水庭園と池泉回遊式庭園の2つの日本庭園があり、わび・さびの文化を伝えます。枯山水庭園や回遊式庭園のライトアップで浮かび上がるように見える紅葉は鮮やか。ゆっくりと流れるような癒しの時間を楽しめますよ!
境内に続く階段横に真っ赤な灯篭がずらりと並んだ風景が印象的な神社。秋になると、貴船エリア全体でライトアップされ、夜の紅葉がいたるところで楽しめるようになります。中でも貴船神社の灯篭との組み合わせは幻想的。灯篭と紅葉の風景を楽しんだら、貴船エリアを散策してみるのもよさそうですね♪
嵐山の風景を取り入れた獅子吼(ししく)の庭が有名な寺院。江戸時代の名所名園にも取り上げられたのだとか。鳥のさえずりに虫の声、自然を体全体で感じる癒しの空間が広がります。明るく照らされた寺院に紅葉、そして庭園の風景は昼間とはまったく別物です。
京都のライトアップされた紅葉の風景は、どれも幻想的で魅力的。山の紅葉とはまた違った不思議で歴史を感じる世界観に思わず取り込まれそうですね。昼間の紅葉ともまた違った魅力があるので、ぜひ訪れてみてください♪