日本橋は、都会にありながら日本の歴史や文化を肌で感じられる場所。歴史的建造物、繊維問屋街、下町文化など、さまざまな文化が残ります。そして、訪日外国人向けに、日本文化の体験に力を入れているのも特徴。日本人でも楽しめる日本橋の文化の体験を紹介します。
古くから着られてきた和服。しかし今や、着付けができる人はほんの一部ではないでしょうか。日本の正装である着物の文化を教養として身につけたり、海外の友だちに発信したりするために、今一度着物の着付けを体験してみるといいかも。日本橋の着付け体験は3,000~5,000円程度でできます。
着付けを体験するなら、お抹茶の文化も今一度体験してみたいもの。古くから日本人に愛されていた、わびさびの文化を経験できます。本格的な茶道体験は日本橋なら3,500~5,000円程度で可能。講座によっては、一通りのお茶の作法を学べますよ。友人と一緒に受講するのもおすすめです。
折り紙といったら鶴がよく知られていますが、「かぶと」や「浴衣」など、紙ひとつでさまざまな楽しみ方ができます。子どもの頃を思い出して、体験してみるのもいいかも。500円程度とワンコインで体験できますし、千代紙を使うので出来上がった作品は記念にもなりますよ。
芸者さんによる音楽と舞を楽しむお座敷遊び。閉ざされた未知の世界で、お高いイメージを持つ人も多いのではないでしょうか? それなら、日本橋のお座敷遊び体験はいかがでしょう。お座敷体験なら費用は5,000円程度。芸者さんのおもてなしと芸者遊びが楽しめます。ほかでは味わえない、貴重な経験になるかも。
日本橋では、サンドブラストや江戸切子などのガラス細工体験も盛んです。どれも繊細な工芸の技術を学べます。作った作品は自分のものとして日常生活でも使えるのがポイント。体験費用は3,000~10,000円程度まで幅がありますが、記念になること間違いなしです。
同じエリアで、これだけ幅広い日本の文化や古い伝統を体験できるのは日本橋だからこそではないでしょうか。訪日外国人を意識していることもあり、バリエーションも豊富です。思い出作りに、いくつか楽しんでみてはいかがでしょうか?