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2018.07.31(Tue)

【旅ログ】お酒の〆に!別府駅前の名店3選

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こんにちは!温泉大好きライターのゆべっぷです。別府温泉に惚れ込んで、東京から大分県に移住してしまいました! 美味しいものとお酒も大好き♪温泉だけじゃない別府の名物を、全国に発信したいと思います。

昔ながらの温泉リゾート・別府は、日中に楽しめる観光地もたくさんありますが、夜になるとまた違う賑わいをみせます。

そんなわけで今回は、夜の別府で飲んだ後に気軽に立ち寄れる、駅前の隠れた名店を3軒ご紹介!いずれも夕方以降からの営業なので、昼間の観光では訪れることのできない、知る人ぞ知るお店ばかりです。

拠点となるのは、「西鉄リゾートイン別府」。別府駅から徒歩10分、空港バスの停留所がホテルの真ん前なので、旅のアクセスも楽々です。繁華街にも近いので、駅前散策にとってもおススメ♪

真っ赤なトラックの老舗屋台「コスモラーメン」

西鉄リゾートイン別府から国道10号線をはさんだ向かいに建つ、「トキハ別府店」(百貨店)。その脇の駐車場には、夜な夜な真っ赤なトラックが現れます。

「コスモラーメン」と書かれた大きな提灯を下げたこのトラックは、別府の駅前で長年営業を続ける老舗の屋台ラーメン店。以前は流しで駅前を転々としていましたが、20年ほど前からこの駐車場を定位置にしています。

レトロな雰囲気を狙ったかのようなこの赤いトラック、流しの時代からずっと大事に使われている車両なんだそう。

夜の8時を過ぎると、駐車場には折りたたみのテーブルと椅子が並べられ、まるで東南アジアのナイトマーケットのような青空屋台が出現!

営業時間は夜8時半〜深夜2時ぐらいまで。飲んだ後に訪れるお客さんが多いので、9時ぐらいだとまだ閑散としていますが、11時ぐらいから賑わい始めます。週末の深夜はかなり混雑することも。

メニューは定番のラーメン、チャーシュー麺、味噌、もやしなど。

一番人気のねぎ辛ラーメンを注文。すると、具をおもむろに金属のボールに入れたかと思うと、バーナーで炙りだしたではありませんか!屋台なのに炙りチャーシューなんて、すごいこだわり!!

冬場はチャーシューが冷えて固くなるため、温める目的で始めたところ意外と好評で、このやり方が定着したんだそうです。

こちらがねぎ辛ラーメン。豆板醤で和えた長ネギとチャーシュー、そしてシメのラーメンの罪悪感を軽減してくれるたっぷりの青ネギがナイス。

スープは豚骨ベースの醤油味で、飲んだ後にピッタリのさっぱり味。中細のストレート麺が、満腹のお腹にもスルスルと入っていきます。

屋台でこの美味しさ、やはりラーメンの本場九州はレベルが違いますね!!雰囲気もプラスで、旅の思い出になること間違いなしのラーメン店です。

本格ジェラートとダンディな店員さんにメロメロ!「冷乳果工房 GENOVA(ジェノバ)」

トキハ別府店から、駅前通りをはさんで斜向いあたりに入口がある「ソルパセオ銀座商店街」。

ジェノバは、駅前通りからアーケードを入ってすぐの場所にあります。営業時間は15時〜24時と、夜の営業に特化した珍しいジェラート屋さんです。

ジェノバは、イタリアまで修行に行った店主が約30年前に開店した、ジェラート店としては老舗のお店。

店に並ぶ商品は全て、店内の工房で職人によって作られています。

ショーケースには、25種類ものアイスがずらり!

一番人気はピスタチオだそうですが、この日は売り切れだったのでヨーグルトブルーベリーを注文。アーモンドプラリネをおまけにトッピングしてもらいました。

生乳をふんだんに使ったジェラートはさっぱりとした甘みが特徴で、ヨーグルトとブルーベリーの酸味が、お酒の後の口直しにもピッタリです。

お店の前にある冷凍庫には、店内にあるものと同じジェラートがカップに入って売られています。こちらはテイクアウト専用で、時間が経っても溶けにくいように固く凍らせてある商品なので、ホテルで持ち帰って食べる際にはこちらのカップをどうぞ。

ところで、ジェノバのもう一つの名物といっても過言ではないのが、こちらのダンディな男性。いつも接客を担当されているこの方、店主さんかと思いきや、店主のご友人で長年店のお手伝いをされているんだそうです。

  •  洋服は全部ポール・スミス
  •  趣味はジャズ鑑賞
  •  仕事は夜のジェラート売り

ちょっと…かっこよすぎません?

美味しいジェラートとダンディなおいちゃん、ジャズの流れる店の雰囲気も相まって、別府を飛び越して海外に来たような気分になってしまうかも??

別府冷麺とは一線を画す本格韓国麺「辛麺屋」

別府の名物の一つに「別府冷麺」があります。別府冷麺は、韓国冷麺を日本人むけにアレンジした和風冷麺で、酸味が少なくカツオ出汁のようなあっさりしたスープで食べやすいのが特徴です。

しかし、ソルパセオ銀座商店街にある「辛麺屋」は、そんな万人受けする別府冷麺とは一線を画す、本場韓国のガツンとパンチの効いた麺料理が食べられるお店。

辛麺屋の営業が始まるのは、商店街の店がシャッターを下ろし始める19時30分ごろ。

4人がけのテーブルが2つとカウンターが2席のみの店内は、半分通路にはみ出して屋台のようになっています。

メニューは温麺の「辛麺」と、スープのない冷たい辛麺の「ビビム麺」。麺は全て、中華麺かうどんに変更することができます。他にも牛すじの煮込みやシュウマイ、地鶏のたたきなどのおつまみメニューが数種類と、そぼろ丼などのご飯物もあります。

辛麺の辛さは0辛から25辛が標準のメニューで、メニュー表にはありませんが最大50辛まであります。私は人並みに辛いものは食べられますが、5辛ぐらいがちょうどよかったので、激辛に挑戦される方はそれ相応の覚悟をしてオーダーしてください。

辛さによって値段が違うので注意!!

ベースはあっさりとした鶏ガラスープで、かきたまスープのような味わいです。

しらたきのように透き通って弾力のある麺は、メニューには「こんにゃく麺(きねうち麺)」と書かれていますが、こんにゃくのような食感の麺という意味で、こんにゃくではなくそば粉が使われています。

ビビン麺は、こってりとした味噌のようなソースを麺によく絡めていただきます。

辛さのレベルは、小辛・中辛・大辛の三種類。写真は小辛です。見た目は真っ赤でとてつもなく辛そうに見えますが、辛いだけでなく甘みもかなり強いので、小辛だと私には甘ったるく感じました。辛いのが平気な人は、冒険してワンランク上の辛さにチャレンジしても大丈夫かもしれませんね。

冷麺ということであっさりした味を想像しますが、温麺の方があっさり、冷麺は甘辛くてこってりです。

コリコリした不思議な食感の具は、鶏のたたき。

温麺・冷麺両方に入っていて、炭火焼きの香ばしい風味と独特な食感が隠し味になっています。

別府駅前のシメにおススメな名店3選、いかがでしたか?夜も賑やかな別府温泉は、そぞろ歩きも楽しみの一つ。夜の別府でしか味わえない絶品グルメを探しに、町へ繰り出してみてはいかがでしょうか。

〈 基本情報 〉
■ 屋台コスモラーメン別府駅前店住所:大分県別府市北的ケ浜町1-1
電話番号:0977-22-8720
定休日:雨の日
営業時間:20:30〜26:00ぐらい

■ 冷乳果工房 GENOVA(ジェノバ)
住所:大分県別府市北浜1-10-5
電話番号:0120-336-051
営業時間:15:00〜24:00(火~金・土)、15:00〜22:00(日)
定休日:月曜日

■ 辛麺屋
住所:大分県別府市北浜1-3-21
営業時間:19:30〜26:00
定休日:日曜日

〈 施設情報 〉
西鉄リゾートイン別府
住所:大分県別府市北浜2-10-4
電話番号:0977-26-5151
HP:https://nnr-h.com/n-inn/beppu/

●掲載内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。
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