こんにちは！街歩き&猫が大好きなライター・オペラです。今日もステキな出会いを求めて街をブラブラしますよ～。

今回の旅の拠点は、「西鉄イン日本橋」。東京メトロ日比谷線や都営浅草線が通る人形町駅からは徒歩約3分、東京メトロ銀座線・半蔵門線の三越前駅からは徒歩約6分の好立地にあるホテルです。
周辺は昔ながらの趣が残る人形町ならではの雰囲気で、都心にありながらも落ち着いた環境。2018年4月にリニューアルオープンしたばかりのキレイな館内は、都内でしっかり遊んだあともぐっすり休める癒しの空間です。

今日の街歩きは、ホテルを出て人形町駅から都営浅草線で10分ほどの大門・浜松町エリア。有名な神社仏閣と、緑豊かな公園が魅力のスポットなんです。

人形町駅から5駅の大門駅で下車して地上に出ると、パッと目に付くのが遠くに望む東京タワー。スカイツリーもいいけど、やっぱり東京のシンボルといえば東京タワーですよね♪その東京タワーを目印に、大門通りをまっすぐ進むと、その先には「芝公園」や「増上寺」があります。今回はそちらの方まで行ってみることにしましょう！

大門通りにはお店が少ないように見えますが、横道にそれると、昔ながらのお店から新しいお店まで、いろいろな飲食店があります。

大門通り沿いには、増上寺にまつわる碑もあるのでちょっとストップ。歌川広重の浮世絵に描かれた、雪の増上寺の美しい姿を見ることができますよ。

芝神明商店街方面に進むと、「芝大神宮（芝神明）」があります。こちらは平安時代に創建された歴史の深い神社で、“関東のお伊勢様”とも呼ばれているんです。
9月になると芝大神宮では『だらだら祭り』が催されます。おもしろい名前ですよねー！この名前の由来は、開催期間が日本一長いことにあるんだとか。なんと10日間もかけて行うお祭りなんですって。

大門通りをそのまま進むと、「大門」の名前の由来となった大きな朱色の門と、その先には東京タワーがはっきりと見えてきます。どちらも歴史を感じる建物ですけど、こうやって一緒に見るとなんだか不思議な気持ちになりますね。

というか、東京タワーってやっぱり大きいんだなー！（笑）

さて、ひととおり感心したところで増上寺の大きな総門をくぐり、かつての参道を進みます。

街路樹の緑を見ながら歩いていると、南北に広がる芝公園に行きつきました。
この辺りは特に「松原」と呼ばれる場所で、1640年頃には増上寺の三門の左右に松の木が植えられていたそうです。残念ながらその松の木は現存していませんが、緑多い風景が復元されています。増上寺を囲むように広がる芝公園は、約12万㎡超もあるとか！
ビル群ばかりかと思いきや、これだけ広い公園もあるんだから、東京って面白い都市ですよね。

道路を渡れば、徳川家の菩提寺のひとつである増上寺が見えてきます。この三解脱（さんげだつ）門の奥には本堂のほか、歴代の徳川家のお墓などもあります。とっても見ごたえがあるお寺なので、お寺好き女子にはぜひ訪れてほしいスポットですよ。

増上寺の広い境内を見学した後は、駅方面へ戻ります。

さてここまで、歴史ある場所をいくつか通ってきましたが、大門には新しく加わった街の魅力があるんです。それが、クラフトビールのお店！

今回は、駅からほど近い「Ottotto　BREWERY（オットット ブルワリー）」に立ち寄ることにしました。たくさん歩いたので、のどもカラカラです。

ここ「Ottotto BREWERY」は、浜松町駅、大門駅のいずれからも徒歩数分以内とアクセスも抜群の立地にあります。ゾウのキャラクターが目印で分かりやすい！

階段を降りると、ビール片手にゾウさんが待っていてくれました。かわいい～♡

「Ottotto」という名前には、おいしいビールを飲んで、オットットと千鳥足になるまで気持ちよく楽しんでほしい……という思いが込められているそうですよ。

店内に入ってまず目に付くのが、銀色に輝くガラス張りのお部屋。ここはなんとビール醸造所（室）なんです！「BREWERY（ビール醸造所）」という名前はそこから来ているんですね。

Ottottoのオリジナルクラフトビールは店内で作られているそうで、今は4種類のクラフトビールを、ビールを愛する専門スタッフが丁寧に作り上げています。中には300Lのタンク6本が並んでいるそうですよ。

まさに出来たて直送の味をとことん楽しめるのが、このお店の最大の特長です。

醸造所（室）を過ぎると、活気あるオープンキッチンを望むメインフロアが広がります。ブルックリンやポートランドを彷彿とさせるオシャレなインテリアで、アメリカのブルワリー併設レストランを訪れたような気分に♪

大門・浜松町は羽田空港へのアクセスの拠点なので、外国人のお客様も多く見かけます。ワイワイ賑やかで楽しい空間！店内は完全禁煙なのも嬉しいポイントですね。
※喫煙者の方も、スモーキングルームがあるので安心してください。

奥には40～50人に対応したパーティースペースも備わっています。結婚式の2次会、3次会での利用も多いようですよ。出来たてのクラフトビールでお祝いなんて、盛り上がりそうですね！

私もさっそくビールを注文してみます。ズラリと並ぶ生ビールのタップが美しい！今回は特別にビールを注ぐところを見せてもらえました。

店員さんいわく、「ビールは注ぎ方ひとつで味が変わる」とのこと。

たとえば、苦みのあるIPAは余分な苦みが出ないよう静かに注ぎ、味わい深いヴァイツェンは、なるべく炭酸を抜くように入れるとビールの味が引き立つのだとか。なるほど、ひとくちにビールといっても深いですね…！

「皆様においしく飲んでほしいので、1杯1杯気持ちを込めて注ぎます」とおっしゃる通り、見ているだけでもおいしそう！

今回私がチャレンジしたのは、オリジナルクラフトビール3種類。
右から順番に、「ヴァイツェン」、「IPA（インディアペールエール）」、「スタウト」です。

ヴァイツェンは、バナナやリンゴのようなフルーティーさが特徴。ホップの使用量が少なめなので、苦みが抑えられていて、ビールの苦みが苦手な人にもおすすめです。

IPAは、アメリカ産ホップ由来の、どっしりとした苦みが特徴。苦みは強めですが、バランスのとれた味わいで、他のIPAより飲みやすいです。

スタウトにはアイルランドのロースト麦芽を使用しており、ライトで飲みやすいのが特徴です。黒ビールを飲みなれていない人でも、きっと好きになるはず！

4種類のオリジナルクラフトビールのほかにも、国産クラフトビール7種類、委託醸造のオリジナルビール2種類の計13種類を楽しめます。
ハッピーアワーにはお得に飲めるプランもあるので、ビールをたくさん試したい人は、この時間に訪れて堪能してみてください♪

それから、Ottottoではビールに合わせた料理も魅力的なんです。
特に力を入れているのが、ハワイなどアメリカで人気の「ケイジャン料理」。ピリッとしたスパイシーさがクラフトビールにもよく合うので、試してみてくださいね。

Ottottoのクラフトビールは、誰もが毎日でも飲みやすいように、一般に広く受け入れられるスタンダードな味わいを目指して醸造しているそうです。新しい味を求めて日々試行錯誤を繰り返しているそうなので、次にお目見えする個性豊かなオリジナルビールも楽しみですね。大門の街歩きで一休みするときは、ぜひクラフトビールを思い出してください♪

すっかりいい気分になったところでお店を出て、駅方向へ戻ります。
この先をまっすぐ進むと、緑豊かな「旧芝離宮恩賜庭園」や東京の離島などに向かう船のターミナル「竹芝客船ターミナル（竹芝桟橋）」などもあるんですよ。

広～い公園や庭園、歴史あるスポット、おいしいクラフトビール…。東京を旅するときは、魅力たっぷりの大門で、散策を楽しんでみてくださいね！
さて、次はどんな街に行こうかな～♪

〈 基本情報 〉
■Ottotto BREWERY 浜松町店 （オットット ブルワリー）
住所：東京都港区浜松町2-1-5 クレトイシビル B1F
電話番号：03-6452-8871（お問い合わせ・予約）
営業時間：ランチ11:30～14:30／ディナー17:00～23:30 (平日)
ディナー15:00～22:00 (土曜)
定休日：日曜日・祝日、年末年始
HP：http://ottotto-brewery.jp/

〈 施設情報 〉
■西鉄イン日本橋
住所：東京都中央区日本橋小舟町15-18
電話番号：03-5643-5454
HP：https://nnr-h.com/n-inn/nihonbashi/

●掲載内容は記事公開時点のもので、変更される場合があります。

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