海に面した福岡は、実は街から日帰りで行ける島がいっぱい。
福岡市民御用達の観光地として、長く親しまれています。そこで今回は、天神から1時間もあれば行ける「能古島」、海の中道と陸続きで気軽に行ける「志賀島」について、それぞれの楽しみ方と合わせてご紹介します!
福岡市姪浜の能古渡船場からフェリーで約10分。周囲約12kmの島が能古島(のこのしま)。四季折々の花が咲き乱れ、自然に恵まれたスポットとして有名です。
一体どんな楽しみ方ができるのか? 具体的に見ていきましょう。
四季折々の花が楽しめる「のこのしまアイランドパーク」。
花畑のほかにも、アスレチックや動物と触れ合えるミニ動物園、ロープスキー、陶芸、楽焼など、子どもから大人まで楽しめるアクティビティが揃っています。
周囲12kmなら島一周にも挑戦可能! フェリーで自転車を持ち込むこともできますが、旅行者におすすめなのがレンタルサイクル。
現地で気軽に借りることができます。泳げない時期は海辺を走るのも気持ちがいいですね。
夏に能古島へ行くなら海水浴は外せません!キャンプ村のビーチに行けば、白い砂浜やブランコのついたヤシの木など、南国気分を味わえますよ。
飛び込み船やバナナボードなど、アクティブに遊びたいならココです。
季節を問わず楽しめるのが、バーベキューの良いところ!
食材や食器をレンタルできる場所であれば、わざわざ道具を準備する必要もありません。子どもから大人まで1日楽しめます。
天神から約1時間、バスに乗って行ける島が志賀島(しかのしま)。
砂州により、本土と陸続きになっています。豊かな自然に加え、歴史ある神社や石碑があるのが特徴。海水浴以外にも、散策が楽しめるので季節を問わず満喫できます。
それではおすすめスポットを見ていきましょう。
標高176m、島の中央部に存在する展望公園。島内で最も標高が高い場所にあるので、360度の大パノラマが楽しめます。デートにもぴったり。
展望台からは、島が見渡せるだけでなく、博多湾の向こうにある福岡市まで眺めることができるんです。海を挟んで綺麗な夜景みられるスポットとしても人気です。
高さ3メートルほどの三角の岩が2つ並ぶ二見岩。片方は波の浸食による空洞があることから「めがね岩」とも呼ばれています。
また志賀島独自の『浦島太郎』伝説では、太郎と乙姫が出会った場所というエピソードも。
志賀島めぐりの楽しみ方として、島に散らばった10基の万葉歌碑をまわってみるのも良いかもしれません。
それぞれに石碑に、志賀島について詠まれた万葉歌が刻まれています。志賀島は「金印」が発掘された島でもあり、その長い歴史を感じながら歩いてみると違った姿が見えてきますよ。
いかがでしたか? せっかくの福岡旅行、市街地だけで終わらせてしまうのは少々もったいないですよね。
アクセス良好で、天神からも気軽に足を運べる福岡の島々。ぜひこうした福岡の自然豊かな島も満喫していってくださいね。